ドイツ友

2012年4月29日

洗濯

Filed under: ●ドイツ文化 die deutsche Kultur — ドイツ友 @ 11:57

ドイツで日本人が 「ん?」 と思うことのひとつに     
「何で 洗濯機 die Waschmaschineキッチン die Küche にあんの???」 ってことではないかな~
私はいまだに 「ん?」 って感じます。違和感あるわ!
逆にドイツ人(外国人)は日本のアパートなどの玄関脇やベランダにある洗濯機に違和感を覚えるのでは?

広い一戸建てのお宅だと洗濯機は バスルーム das Badezimmer や地下室、納屋みたいな離れなんかにあったりしますが
集合住宅だと多くの場合はキッチンに置かれてますね。
ドイツで一般的な システムキッチン die Einbauküche / Systemküche の中に洗濯機スペースも組み込まれているので
”洗濯機はキッチン” っていうのが前提になっている感じ。
 ※システムキッチン : 流し台、調理台、コンロ台、収納庫、自動食器洗い機などの部材をパーツとして組み合わせ、
               一枚板で製造されたテーブルトップを乗せた一体構成の台所

今の住宅も ”洗濯機はキッチン” で給排水設備がされてました。
が、うちのドイツ人はバスルームに置きたい派なので、前の住宅に入居する時にコンパクトな洗濯機(幅40cm)を購入してました。
(バスルームに一般的な洗濯機(幅60cm)を置けるスペースがない場合が多い)
このコンパクトな洗濯機なら今度のバスルームにもちょうど置けるので
給水 die Wasserversorgung排水 das Abwasser の配管は自分たちで(というか旦那が)取り付けることにしました。
ドイツではこういうことを自らする人が多いようで、DIYショップでは様々な部品が買えるんですよね~
 
↑ 幅40cm程度の洗濯機のみ     ↑ 給水・排水用の2本の      ↑ ブルー(右)の蛇口を  ↑ 以前住んでいたWGのキッチン
  バスタブと壁の間にすっぽり入る    ホース Schlauch を購入    新たに設置          ど真ん中に洗濯機(これ普通)

ドイツではベランダに竿掛けて 洗濯物 die Wäsche を干す、なんてのはNGらしいです。 地域によっては外干しもダメみたい。(外観を壊すから?)
そんなわけで基本は部屋干しです。 乾燥機 der Wäschetrockner を使っている人も多いよう。
(乾燥機を使わなくても日本よりもはるかに早く洗濯物が乾く!)
                 
     ↑ 我が家は2つのキャスター付き物干しと
         バスタブ上に設置したタオル干しを利用 ↑

集合住宅の場合は地下に共有の 洗濯干し部屋(乾燥室) der Trockenraum があったり、中庭に洗濯物干しスペースがあるのが一般的。
 
        ↑ ごく稀だけど、下着なんかも干している人がいる... たいていは大きなシーツなどが干されてる ↑

今住んでいる住宅は4階までが居住空間になっており、 屋根裏 die Dachkammer の階は洗濯物干しスペースになってました(驚っ!)
心ない元住民達が捨てていったと思われる壊れた家具が放置されてますが... (私たちのすぐ上は物置に使えるかも?!) 
     
  ↑ 謎だった屋根裏の階      ↑ 洗濯物ロープは至る所にかかってる ↑ 窓はこの小さいものだけ ↑ 小窓からの景色
                        壊れた家具が放置されている

そういえば店頭やチラシで見る洗濯機、乾燥機、食器洗い機 die Geschirrspülmaschine って白ばっか。
これらは ”Weißgeräte (白い機器)” と呼ばれ、
          白が好まれる(それとも”洗濯機=白” というドイツ特有の頑固頭)傾向かな?

 ●Vorwäsche 予洗い   ●Abpumpen 排水    ●Schleudern 脱水
 ●Spülen すすぎ   ●Handwäsche 手洗い   ●Wolle ウール洗い
 ●Schnelle Wäsche スピード洗い    ●Kochwäsche 煮洗い(殺菌用)   ●Buntwäsche 色物洗い
 ●Pflegeleicht 化繊洗い   ●Feinwäsche おしゃれ着洗い   ●Mischwäsche 混合物洗い

2012年4月24日

グリル_3

Filed under: ●食べ物 / 料理 das Essen/die Speise — ドイツ友 @ 10:41


復活祭 das Ostern = 春 の訪れと共に
     ドイツで盛んに行われるようになるのが バーベキュー(ドイツでは グリル der Grill と言う)。
引越しの最中(復活祭休暇中)ではありましたが、
義母の ガーデンハウス das Gartenhaus でグリルをするというので、急きょ参加することに。

冷蔵庫 der Kühlschrank は新居に既に運んでいたけど、電気がまだ使えない状態だったので
冷凍室 die Kühltruhe に入れていたものは止む無くクーラーボックスへ。
サーモン der Lachs がもう解凍し始めてきちゃったので、そのサーモンと   
使い切れずに残っていた 玉ねぎ die Zwiebelナス die Aubergine を持って行って焼いてもらうことに。
どうやら義母はナスを食べたことがないらしく、「これどうやって食べるの?」 と言いながら丸ごと網の上に乗せちゃいました。
ドイツのナスはいわゆる米ナスのように太い(しかも大きい)のでなかなか焼けない。あとから私が輪切りにしましたが。
玉ねぎ(小ぶりだけどー)も丸ごと焼いちゃったよ~ 輪切りにして爪楊枝で止めたいけど、時既に遅し!

牛肉 das Rindfleisch もあるというが、ソーセージ die Wurst だけで充分だ、ってことになりました。
                                今回は定番のバケットでなく、薄切りの食パンを焼きました ↓

 ↑ 炭焼きはやはり美味しい!            ↑ どどーんと丸ごと乗せられた野菜たち ↑

義母はサーモンはまぁ気に入ったみたいだけど、ナスは 「味がない」 とNG。
オリーブオイルと塩コショウだけでもイケるんだけど。 お醤油と卸し生姜があったら更に美味しいがっ
私はナスも玉ねぎも ケチャップ der Ketchup をかけて美味しく頂きました! ペロリ
義母には”素材の味を活かした和食”は合わないかもねー (お料理をふるまう必要がないので超楽ですがっ)

ちなみに義母はこの冬、ガーデンハウスを大改造して老後に住めるようにしちゃいました。
 
↑ 手前の壁は以前テラスだった  ↑ 新しく設置した   ↑ 復活祭では蕾だった               ↑ 現在満開のサクランボの花
       現在はリビングに      テラスと玄関     サクランボ Kirscheリンゴ Apfel の花

右下2枚の写真は先日我が家(2人)で引っ越し先のベランダでした初グリルです。
鶏肉 das Hühnerfleisch (ステーキと焼き肉のたれで焼き鳥) 、ソーセージ、
玉ねぎ(ちゃんと輪切りにして楊枝をさした)と ジャガイモ die Kartoffel。 あぁ~、蛤とか焼きたいな...
その他にサラダも食べたので、野菜はちゃんと採れたよな?(日本以外にいると気をつけないと野菜が不足しがち!) ↓
 
復活祭の水 Osterwasser  ↑ Omaの手作りケーキも頂いた   ↑ 我が家は電気グリル、焼き肉のたれで焼き鳥も! ↑
  = シャンパン らしい      

2012年4月22日

Schwedt

Filed under: ●その他 und so weiter — ドイツ友 @ 08:40

私達がつい先日まで住んでいた街は シュヴェート Schwedt an der Oder
ブランデンブルク州 Land Brandenburg の最北東部・ウッカーマルク郡 Landkreis Uckermark の第二の都市です。
 ※ポーランドの西ポモージェ県(第二次世界大戦まではドイツ領)にSchwedt(ドイツ名)という町があり、
   そこと区別するために正式名称は”オーデル川の an der Oder(略 / Oder)”がつく

日本で売られているガイドブックには載っていないし、
他の地域のドイツ人(特に西ドイツ人)からも 「Schwedt?それどこ?」 と言われるようなマイナーな街です。

かつてはドイツ最大規模(44km²)の タバコ der Tabak 作付面積を誇っており、
素敵な湖畔の居城・シュヴェート城 das Schwedter Schloss がありました。
 ※ブランデンブルク=シュヴェート Brandenburg-Schwed(1688年-1788年、ブランデンブルク辺境伯領に存在した行政地域)では
   オランダ人移民とフランスのユグノー難民がタバコの栽培に従事していた

 ※第二次世界大戦中に ソ連軍 die Sowjetarmee によってシュヴェート城は破壊された → 今はなき..
 ↓ 先日の 『ファウスト Faust』 上演日にはベルリンやライプチヒなど他都市ナンバーの車をいっぱい見ましたよ。
  
↑ お城の跡地は劇場になった   ↑ 立派な庭園だった場所     ↑ 昔の 給水塔 Wasserturm   ↑ 旧市街地 Altstadt
  Uckermärkische Bühnen Schwedt

   
プロテスタント教会 ↑             ↑ カトリック教会       ↑ 旧市役所(左)          ↑ 裁判所 Amtsgericht (右)
 Evangelische Kirche            Katholische Kirche                      通り奥の建物の壁画が素敵

   
市役所 Rathaus / Stadtamt ↑ 届出婚を挙げる式場    ↑ 式場前の像とフランス改革教会 ↑ 結婚祝いに市からもらった料理本
                         私たちもここで式をあげたが、大雨でこの像を前に写真が撮れず… 一度も使わず捨てることに…

第二次政界大戦後の旧東ドイツ(DDR)時代は 石油化学工業 die petrochemische Industrie 都市として発展しました。
1960年に大規模な石油精製所 PCK Raffinerie が竣工し、人口が急増。
PCKの敷地内には、外来病院、薬局、幼稚園、プールなど充実した施設があり、
          市内にはドイツ人住宅だけでなく外国人用宿舎なども整備され、それなりに活気はあったらしい。

日本の企業・TEC が手がけた重質油分解プロセスの石油プラントもあり(現在も稼働中!)、
当時はエンジニアや通訳やその家族など日本人も複数駐在していたんですよね~
義母はその1人の エンジニア der Ingenieur と親しくしていたそうで、
彼からもらったという(なんちゃって)着物や伊万里焼の湯飲み、象印魔法瓶などを今でも大事に持ってますよ。
(うちの旦那の日本への憬れはここから始まった?!)

現在でもPCKは、ドイツの大手精油企業で、毎年1千万トン以上の原油を処理しています。
ヨーロッパ最大の製紙会社 Georg Leinfelder GmbH (LEIPA) もありますよ。
 
             ↑ PCKの敷地はかなーり広い(中には線路も通っている) ↑
 
 ↑ 敷地内にある訓練校                 夜のプラントの明かりは超キレイなのだぁ~ ↑     ↑ LEIPAもデカイ!

ドイツ再統一後は他の東ドイツ地域と同様に 人口 die Einwohnerzahl の流出が激しくなりました。
1980年代半ばには約54,000人(そのうち何人かは日本人)だったのに対し、現在は約34,000人(日本人は私だけ)。 ※2010年の人口 34,197人
人口80,000人以上を想定して作られた 住宅 die Wohnung / das Wohnhaus の一部は現在は壊され、緑地化が進められています。
(日本人エンジニア家族が住んでいたという少し郊外の住宅も今はありません)
残った住宅(私たちが住んでいた住宅など)は外壁をちょっとお洒落に塗り替えたり、
バルコニー die Balkonエレベーター der Aufzug / Fahrstuhl / Lift を設置したり、など大規模に修繕されています。
 
  ↑ 可愛く塗装された学校       ↑ 椅子が飛び出てる!   ↑ アンペルマンが!     ↑ カラフルに塗装され
                                                             駐車場も整備中

人口に比べて スーパー der Supermarkt がやたらに多く、劇場 das Theater水族館 das Aquarium
スポーツセンター das Sportzentrum などの施設も充実しています。
そしてドイツで最も美しい低湿地帯、オーデルタール下流国立公園 Nationalpark Unteres Odertal があります!
長さ die Länge 60km、幅 die Breite (平均)3km、
   約 200 km²に及ぶ 面積 die Flächeハノファー Hannoverマクデブルク Magdeburg に相当するほど。
多種多様な der Vogel の生息地として有名で、150種類以上の鳥がこの地で 抱卵 die Brut しています。
他には40種類以上の魚と50種類の哺乳類が生息しており、ビーバーが作ったダムも見つけれれます。
国立公園内には サイクリングコース der Radweg が整備されており、週末には自転車を積んだベルリンナンバーの車をよく見ます。
     
  ↑ 国立公園内は、散歩やサイクリングに最適 ↑    ↑ ベルリン中央駅まで
                                     RE(快速)で1時間20分

外国人 Ausländer もけっこう住んでいますが、そのほとんどが ポーランド人 Polen です。
日本人は半径50km圏内にはいないようで、アジア人 Asiaten もほとんど住んでいません。
この4年間、街中でアジア人(らしき人)を見かけたのはたった5回 (ショッピングセンターのアジア軽食店で働くベトナム人らしき人々は除く)。
「えっ?日本から?お仕事で?何で日本人がベルリンなどではなくここに住んでいるのですか?」 という
驚きの質問を過去2回ほどドイツ人からされたことがあるので、街で私を見かけたほとんどの人はベトナム人と思ってるんだろうな...

治安がとても良く(犯罪といえば…お隣の国から来る車泥棒くらい)、
     家賃や 物価 der Warenpreis が安く、自然に恵まれた住みやすい街です。マジで!
ドイツ語が既に堪能な方か、家族が日本語を話せる方には
のんびり ”ロハス Lifestyles Of Health And Sustainability な生活” を送るには最高の場所だと思います。
私はドイツ語を勉強しないといけないし、周りに日本語を話せる人が居ないので、ここに住み続けるのは無理でしたが がっかり

電気 der Strom天然ガス das Erdgas地域熱供給(給湯、暖房) die Fernwärme などの
管理・制御用施設も奇麗にペイントされております ↓ (他の街に比べて格段に街中の落書きが少ない!)

   
                                    ↑ 音楽芸術学校 Musik- und Kunstschule

2012年4月19日

引っ越し_2

Filed under: ●ドイツ文化 die deutsche Kultur — ドイツ友 @ 14:34

日本と同様、引越しした後にしないといけないことは多いです。
まずは市役所で 住民登録 die Einwohnermeldung
その際 身分証と 賃貸借契約書 der Mietvertrag を持参します。
担当の人がパソコンに名前とか前住所などを入力し、
          在籍確認書 die Anmeldebestätigung をもらって終了。
そして私(外国人)には 「滞在許可証と一緒に携帯して」
               住民票 die Meldebescheinigung が渡されました。

外国人局 die Ausländerbehörde に行く必要はない、と言われたけど
”この街で受講できるドイツ語コースがあるのか?” そして ”他に日本人住民が住んでいるか?” が知りたかったので
外国人局にも寄ってみました。 残念ながらまたしても 「日本人はいない Keiner (Japaner).」 とのお返事。
ドイツ語コースも教えてもらった学校に問い合わせてみたけど、Integrationskurs(統合コース)以外の受講は無理でしたっ
気になっていた 電子滞在許可証 / eAT 裏面の旧住所と間違った身長は書き換えないのか聞くと
外国人局の間違いであるのに身長の書き換えだけで30ユーロかかってしまうって。
まぁ大した問題ではないでしょう、ってことでそのままに。 無期限滞在許可
新住所は書き換えではなくシールを貼らないといけないそうです。 後日封書でお知らせが来たら外国人局に来てくださいってさー
それから郵便局で 転送 die Nachsendung 依頼。     
窓口で 『NACHSENDESERVICE』 を15.2ユーロ(半年間有効)で購入し、入っている書類に住所や名前を記入して封筒に入れてポストに投函します。
日本だと無料だと思うんだけどー

それから 自動車のナンバープレート das Kraftfahrzeugkennzeichen
                                / Kfz-Kennzeichen
も変更しないといけないらしいです。
ばれずに乗り続けている人もいるようだけど、警察に現住所とナンバーの地域が違うことを見つかると高額な罰金を払うことになるって。
ナンバープレートを外して持参し、手続きが必要ということなのでこれは後日。

   
 ↑ 賃貸借契約書    ↑ 在籍確認書          ↑ 住民票           ↑ 『NACHSENDESERVICE』 ↑

賃貸物件を 解約 die Kündigung するには、
入居期限限定賃貸契約 befristeter Mietvertrag の場合を除いて、
退去する3ヶ月前までに解約の旨を書面で 大家さん der Vermieter に告げなければなりません 【解約通知期間 die Kündigungsfrist】
もし 「来月引っ越します」 ってことになった場合は、
先2、3か月分の 家賃 die Miete を支払うか、自ら 直後の入居者 der Nachmieter を探さないといけませ~ん。

そして退去する際は、部屋の壁の塗り替え等、入居時の状態に戻す 修繕 / 改装 die Renovierung をしないといけません。
前の住宅は、知人の紹介で Nachmieter として
「修復しなくて良いです。とにかく早く入居させてー」 と旦那が一人で引っ越してきたらしく
前の入居者が自ら改装した玄関ホールの天井&ランプなどがそのまんま。
私たちの Nachmieter がまだ決まっていないため、それらを元に戻す修復を私たちがしないといけないそうで... 悲しい
この修繕費用はけっこう大変っす~ (しかも自分たちがしたわけではないのにさー)
そんで修繕作業のために、前の住宅は4月末まで家賃を支払うことになってます。

ドイツでは賃貸住宅でも自由に壁に色を塗ったり、壁紙を貼りつけたり、家具取付用の穴を壁にガンガン開けちゃってOKなんです。
もちろん退居時には元の穴がない白壁に戻す必要がありますが。
壁に穴をあける 電気ドリル die Bohrmaschine / 穴あけドリル der Bohrer
                    ホームセンターでのレンタルできますが、所持しているドイツ人が多いよう。
           この穴あけ作業はかなりうるさいのだぁ~ ↓
   
    ↑ 退居者は壁を白く塗る        ↑ 入居者は壁に穴を開ける        ↑ 便器はあるけど便座なし、
                             退居時に開けた穴は埋めないといけない  以前購入した柴犬の便座の出番! ↑

ドイツでは 「お向かいに(上の階に)越して来ました○○です。」 とタオルなどを渡して挨拶することはないみたい。
(日本でも最近は挨拶しない人増えてきましたかね?)
ですが、うちの旦那は同じ玄関を使う住民のポストに
「この度引っ越してきますので、どーぞヨロシクお願いします。
          荷物の運び入れや穴あけ作業で少々うるさくしますので、ご了承ください!」
ってな感じのメッセージを投函してました。
     こういうことするドイツ人もかなり稀だと思いますわ。

Older Posts »

WordPress.com で無料サイトやブログを作成.