ドイツ友

2013年2月4日

ドイツで終活

Filed under: ●その他 und so weiter, ●健康 die Gesundheit — ドイツ友 @ 11:54

ドイツでは 遺体をそのまま 土葬 die Erdbestattung するのが一般的です。
火葬 die Feuerbestattung / Einäscherung / Leichenverbrennung 後に
埋葬される場合もあるようなんですけどね。 ちょっと意外なのだけど、ドイツでは
水葬 / 海葬 die Seebestattung散骨 das Verstreuen der Asche / die Ascheverstreuung も可能なよう。
 ※水葬 :遺体を海や川に沈める葬儀方法
こちらの会社では船、飛行機やバルーンなど様々な散骨葬を提供してます → Aqua Air Services
日本では水葬は刑法190条の死体遺棄罪に該当(例外あり)ということで無理、
散骨は 『墓地、埋葬等に関する法律』 において特段の規制はないとか。 あいまい?!

IMG_1403私は火葬して海とか山とか綺麗な景色の場所に 遺骨 Gebeine をまいてもらうつもりです。
日本・ドイツ両国とも お墓 das Grab に入る気はありませ~ん。
それに残りが苦痛のみになった場合は隣国へ連れて行ってもらうだろう...
 安らかに楽に死ぬ権利 をご参照
← 病院にあった ホスピス das Hospiz の案内には
   ”最後まで生きる Leben bis zuletzt” と書かれていました。
     ”最後まですべての治療を受けるのも立派な生き方” というある医師の文章も読みました。
確かにそうですね。 でもそれはすごく辛いこと。 最期まで戦い続けた母は本当に立派でした。

ほとんどの人が 「自分の das Leben はあとどのくらい」 を知りたくないようですが、
私はとても知りたいし、聞く覚悟は出来ています。
母の残りの日々があとどれくらいかわかっていたら、願いは全て叶えてあげた(叶えられなくても確実に努力した)だろうし、
(24時間看病で疲れてつい口から出てしまった)あんな酷い事も言わなかったよ。
正確な余命を知ることはプラスのことが多いと思うけどな~
illust927_thumb「明日で人生終わり」 と言われるとそれは困るけど、一度日本に帰国して友達に会って、
美味しいもの食べて、温泉入って。。。などなどある程度の楽しみを満喫して、必要最低限のことを整理する時間があれば。
普段はなかなか言えない 感謝の気持ち die Dankbarkeit も伝えることができるだろうし。

残念ながら残りの時間を知ることが出来ないのなら、せめてもの終活(人生の終わりのための活動)。
「どのように人生を終えるか」 は本人だけでなく、家族にとっても大事なことだと思います。
特に”先に逝く”つもりの私はしておかないと!

ドイツでは 【Patientenverfügung】という法律概念(法律ではないらしい)があります。
生前に行われる 書面で schriftlich意思表示 / リビング・ウイル die Willensäußerung です。
遺言書というよりは、「老後の準備」「もしもの時の事前医療指示書」。
不治の unheilbar 病気の 末期 das Endstadium
脳障害 die Gehirnschädigung による 脳死 der Hirntod 状態、
進行した 認知症 die Demenz などで判断能力がない時に指示書に書かれた内容が本人の意思として尊重されます。

text【Patientenverfügung】一般的な記述例 der Textbaustein
  ドイツ連邦法務省 からダウンロード可。
その内容を見ると
延命治療 die lebensverlängernde Maßnahme
疼痛治療 die Schmerzbehandlung
人工的な 栄養 die Ernährung水分補給 die Flüssigkeitszufuhr
蘇生処置 die Wiederbelebungsmaßnahme
人工呼吸 die künstliche Beatmung
人工透析 die künstliche Dialyse抗生物質 das Antibiotikum
輸血 die Bluttransfusion臓器提供 die Organspende
治療 die Behandlung を受ける場所 = どこで死にたい(病院、自宅、ホスピスなど)

                              などについて細かく希望を明記し、
代理人 der Bevollmächtigter の他
本人による意思表示がない場合、本人の希望を推定してその決定権を持つ (法定)後見人 der Betreuer の指定も出来るようです。

早速書いてみるか。もちろんドイツで(← これ面倒!)

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