ドイツ友

2011年5月29日

学門の長い夜

Filed under: ●ドイツ文化 die deutsche Kultur — ドイツ友 @ 21:37

昨日17時から本日午前1時まで ベルリンBerlinポツダム Potsdam で毎年恒例の
Lange Nacht der Wissenschaften (学門 / 科学の長い夜)』が開催されていました。

うちのドイツ人の母校(フンボルト大学、ベルリン自由大学)とベルリン工科大学の3総合大学を筆頭に
68の 学術機関 wissenschaftliche Einrichtungen で、一般の人にわかりやすく研究成果を公開。
医学、環境学、化学、天文学、地学、言語学...など様々な分野での 講演 der Vortrag
プレゼンテーション die Präsentation実験 das Experiment など
                                        2000以上のプログラムが用意されてました。

← 入場チケット、当日はSバーン(都市鉄道?)・Uバーン(地下鉄)・シャトルバスが乗り放題
  といっても私達は車で移動しましたので、お得感は全くなく~

まずはベルリン自由大学の 日本学科 Japanologie へ向かいました。     
建物内では 日本語 体験レッスン der Schnupperkurs、折り紙講座、(日本の)古本販売などが行われていました。
中でもマンガ講座は人気のようで、女の子達が一生懸命イラストを描いてました。
私達のお目当ては【Ich und mein GerMann: ein deutsch-japanischer Ehe-Manga-Blog DEMONSTRATION】
一番お気に入りのブログ ゲルマン日和 を書かれている日本人女性が発表される、ってことなので楽しみにしておりました!
うちのゲルマンさん(スラブさん?)もこのブログのファンになってしまったよう 爆笑
   
 ↑ 会場となった建物は住宅地の中    ↑ この暖簾、欲しいなぁ~      ↑ お目当ての発表があった部屋
    
 ↑ 学生さんが名前をカタカナで書いてあげてた ↑ ORIGAMI講座        ↑ 人気のMANGA講座

日本学科の教授と学生さんが 『絆 Projekt Kizuna』 という活動をしています。
この日も 募金活動 die Spendenaktion (日の丸エコバックなど販売)をしていました。
うちはチョーヤの梅酒ワインを買ってお釣りを募金させてもらいました。
その活動の一環として ”9月中旬に2週間被災地でボランティア活動を行う” 計画があるようです。
         
 ↑ 学生さんたちの募金活動、本当にありがとう!        ↑ ココロラーメンの屋台あり

続いて向かったのはポツダムの
アルベルト・アインシュタイン研究センター Wissenschaftspark Albert Einstein
地球科学 Geowissenschaften
          国立研究センター das nationale Forschungszentrum である、
ドイツ地球科学研究センター Deutsches GeoForschungsZentrum(GFZ)では
私達日本人では ”他人事ではない” とても興味深い実験や展示が多くありました。
防災 die Katastrophenvorsorge火山 der Vulkan
   地震ハザード die Erdbebengefährdung のオンラインサービス、
      津波早期警戒システム das Tsunami-Frühwarnsystem
                    洪水防護 der Schutz vor Hochwasser などなど。
 インド洋 Indischer Ozean の津波早期警戒システムはドイツが構築、トルコの地震予知システムはドイツとトルコ共同で開発

【Erdbebenrisiko 地震の危険率】の講演では7割は日本の地震について語られていました。
(地震エネルギーの大きさもHiroshima原爆と比率して紹介されたり... 日本に対する関心が高い証明か?)
あまり知られていませんが、実は ”ドイツでも地震の危険はある!” のです。 でも日本からしたらその程度じゃ危険とは言えんよー
 
                  ↑ プレゼンでは日本の事例が多々紹介されており、改めて 地震大国・日本 を実感 ↑
   
↑ ドイツの地震ハザードマップ    ↑ この地球をたたくことで、地震がどのように起こるかを体験(?) ↑        ↑ ミニ津波を起こすデモ

GFZの他にも アルフレッド・ヴェゲナー極地海洋研究所 Alfred-Wegener-Institut(AWI)
ポツダム気候影響研究所 Potsdamer Institut für Klimafolgenforschung (PIK) という研究機関がこの敷地内にあります。
    
      ↑ AWI の内部、実験室 Labor 内の見学可 ↑           ↑ 水色の部分は氷            ↑ Helmert-Turm     
   
            ↑ PIKの建物、中もかなり素敵 ↑                   ↑ Einsteinturm、太陽観測の案内中 ↑

ホビー天文学者のうちのドイツ人が楽しみにしていたのが、 ポツダム天体物理研究所 Astrophysikalisches Institut Potsdam(AIP)にある
80cm口径の 屈折望遠鏡 der Refraktor / das Linsenfernrohr。 1899年の設置当時は世界最大でした。
22時から一般の人も天体観測が出来る Star、ってことなので行ってみるとたくさんの人が。
「23時からで良いなら、この星型チケットを受け取ってください。長時間待たなくても済みますよ」という案内があったので
もう少し暗くなった23時から観測することに。 ※22時くらいでも今のドイツは暗くない
だんだん雲が多くなってきていたぞっ 心配は的中で 土星 der Saturn しか見れませんでした~それも小さかったよ。 
我が家の天体望遠鏡で見るのとそれほど変わらず、期待が大き過ぎた分ちょっと残念!
    
    ↑ AIPの建物                                ↑ 巨大な屈折望遠鏡 ↑
                         長い夜でしたが、いろいろ勉強になりましたっ         

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2011年5月26日

ドイツで一番美しい半島

Filed under: ●名所 die Sehenswürdigkeit — ドイツ友 @ 15:09

帰り途に寄ったのが フィッシュランド・ダルス・ツィングスト半島 Fischland-Darß-Zingst。  
”ドイツで一番美しい半島 Star らしいですよ!

この 半島 die Halbinsel から リューゲン島 Insel Rügen の西海岸までは
フォアポンメルン・ボッデンランドスケープ国立公園
           Nationalpark Vorpommersche Boddenlandschaft
となっており
海水浴 das Seebadサイクリング die Radtour などで多くのドイツ人が訪れます。
                     (ベルリンやドレスデンから休暇で来る人が多いよう)
陸地が132km²、海の部分が673km²あり、中部ヨーロッパでも指折りの広さを誇る天然の国立公園。
そして中部ヨーロッパで最大の 鶴の飛来地 der Kranichrastplatz でもあります。 
 ※何千羽という 鶴 der Kranich が春と秋に飛来する

 ※同じ国立公園に指定されているリューゲン島と ヒッデンゼー島 Insel Hiddensee についてはこちら → 北の島
    
        ↑ 今回の小旅行で行った場所           ↑ フィッシュランド・ダルス・ツィングスト半島(色が濃い部分)

海岸沿い an der Küste entlang をサイクリングする予定でしたが、前日の胸やけに加え頭痛も酷くなってしまったため
写真をちょっと撮っただけで帰路に着きました...困った リベンジせねば~
  
    ↑ 茅葺き屋根 das Schilfdach の家が多い ↑            ↑ 長閑な風景
  
↑ バルト海ではお決まりの ビーチ・チェア der Strandkorb ↑    ↑ 小さな子供は裸が基本?

2011年5月25日

マジパン

Filed under: ●食べ物 / 料理 das Essen/die Speise — ドイツ友 @ 15:15

リューベック Lübeck で有名なのが マジパン / マルチパン das Marzipan
砂糖 der Zuckerアーモンド die Mandel を挽いて練りあわせた、餡のような食感のある お菓子 die Süßigkeit です。

ドイツでは ウェディングケーキ die Hochzeitstorteクリスマスケーキ die Weihnachtstorte などに
このマルチパンを使った デコレーション die Dekoration がよく使われます。
クリスマスマーケット der Weihnachtsmarkt
          その他のお祭りでもマジパンを売るお店をよく見かけます。
地域によっては金貨をくわえた ”幸福の豚 Glückschwein” のマジパンを
                    大晦日 der Silvester に贈る習慣があるようです。

← 1806年創立の老舗マルチパン屋さん・ ニーダーエッガー Niederegger のお店に寄ってみました。
  美味しそうなケーキが カフェ das Café で食べれるようですが、お腹がいっぱいだったのでお土産のみ購入。
  店内は見てるだけでも楽しめますよ~ 
   
↑ ブルーのケーキ!ここはイギリスかい?!     ↑ 悪魔くんマジパンも!
    
                ↑ 贈り物に良さそうなものがいっぱい売られていた ↑        かっぱ橋の食品サンプルを思い出すぅ~ ↑

マジパンの歴史や製造方法、種類などを学べる マジパンランド なんてものもリューベックにはありますよ~
遅い 昼食 das Mittagessen は市庁舎横のレストランで。                             
せっかく 港町 die Hafenstadt なのでお魚料理を!と頼んだのは カレイ die Schollen 料理(ムニエル?)。
Maischollen ってメニューに書いてあったので、「Mai = 5月 = 今が旬?!」 と思って注文しました。
しっかり見てなかったので、料理が来てビックリ! 2枚も乗ってるよ~
半人前 die halbe Portion にしてもらうべきだった... お味はまぁまぁだったけど、途中で正直飽きてきたよ。
旦那が頼んだお肉料理も量が多かったので、2人してけっこう残してしまいました...
もちろん 夕飯 das Abendessen は食べる気にならず、しかも私は翌日まで胸やけ状態が続き... 悲しい
   
↑ 前菜のサラダもボリュームあり!  ↑ 2枚はやはり多い!     ↑ 5種類の肉の盛り合わせ    ↑ 茹でじゃが、ポテトサラダ、ポテトフライ

2011年5月24日

ハンザの女王

Filed under: ●名所 die Sehenswürdigkeit — ドイツ友 @ 17:49

昨日の続き;
次に向かったのは シュレースヴィヒ=ホルシュタイン州 Land Schleswig-Holsteinリューベック Lübeck
 ※シュレースヴィヒ=ホルシュタイン州の州都は キール Kiel

ハンザ(同盟)の女王 Königin der Hanse ” と称されるバルト海に面する北ドイツの代表都市で、
ユネスコ世界文化遺産 UNESCO-Weltkulturerbe 指定の美しい街並みが有名。
 ※1987年、トラベ川とトラベ運河に囲まれた島にある旧市街地が世界遺産に登録された (Hansestadt Lübeck mit Holstentor)

駐車場に車を停めて、自転車で 聖ペトリ教会 St.Petri Kirche へ。 der Turm の高さ : 108.22m 】 
1170年に既に言及されており(古い!)、15世紀に完成しました。
エレベーターで50mの 展望塔 der Aussichtsturm へ上がるとリューベック市街を一望出来ます。(3EUR)
ここで本日の予定を立てましょう! 東(エギディエン教会) → 南(大聖堂) → 西(ホルステン門) → 北(マルクト広場、マリエン教会)で決まりです。
    
                       ↑ 教会内部はかなり質素 ↑             ↑ 北方向(マルクト広場)
    
      ↑ 南方向(大聖堂)           ↑ 西方向(ホルステン門)           ↑ 西南方向(港)

エギディエン教会 Aegidienkirche。 1227年の文献に明記されている(こちらも古い!)、って。 【92.06m 】
煉瓦造りゴシック様式 Backsteingotik の教会です。
 ※Backsteingotik : 北ドイツと バルト海 die Ostsee 地域の典型的なゴシック建築様式
見ごたえあるけど、観光客が他の教会に比べて少ないですね。
      
     ↑ 古くて重厚感のあるパイプオルガン

リューベック大聖堂 Lübecker Dom。 バルト海最初の大きな 煉瓦造り der Backstein の教会です。 【114.67m 】
1230年の完成当時はロマネスク様式でしたが、その後の改造で1335年にはゴシック様式に。
北ヨーロッパで最も重要なドイツの彫刻家・ バーント・ノトケ Bernt Notke の作品、世界最大の 『勝利の十字架』 があります。
     
                                       ↑ 勝利の十字架 Triumphkreuz

旧市街地の入り口の ホルステン門 Holstentor。2本の優美な塔を持つ煉瓦造りの市城門で1464~77年に建てられました。 
塔の内部は 歴史博物館 das Geschichtsmuseum になっています。

   
        「内に結束を、外に平和を CONCORDIA DOMI FORIS PAX」 とラテン語で書かれている ↑

1226年に建造開始された 市庁舎 Rathaus。 16世紀にルネサンス様式に改築されましたが、
2つの大きな風穴が開いた北壁が、13世紀から残る最も古い部分だそうです。  ↓ 写真中央部の丸く穴の開いた壁 ↓
    
     ↑ 市庁舎北側          ↑ 市庁舎南側                    ↑ マルクト広場 ↑

1250年から100年間かけて建てられたゴシック様式の 聖マリア教会 St.Marienkirche。(2EUR)
ウルム大聖堂、ケルン大聖堂に次いでドイツで3番目に大きい教会で、レンガ造りのアーチは世界1。 【124.95m、124.75m 】
8512本のパイプを持つ パイプオルガン die Pfeifenorgel は世界最大級。
1942年の空襲で破壊された die Glocke がそのままの姿で残っており、戦争の悲惨さを伝えています。
     
                                ステンドグラス『死の舞踏』 は戦後の修復時に新たに取り付けらた ↑
     
     ↑ 空襲で破壊された鐘         ↑ 第一次大戦の慰霊   ↑ ちょっと御茶目な 悪魔 der Teufel

  ↓ ヤコブ教会 Jakobikirche 【112.04m 】 を合わせて
                         ”7つの塔 Sieben Türme” の街としても知られています。
   
                 旧市街の北の玄関口である ブルク門 Burgtor ↑   ↑ 聖霊病院 Heiligen-Geist-Hospital
                 中世には4つの市門があったが、現在は2つだけ
 
   
            リューベックの街並み、石畳の道を自転車で移動するのはけっこう大変...

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