ドイツ友

2011年3月31日

ペーパークラフト

Filed under: ●日本文化 die japanische Kultur — ドイツ友 @ 19:57

昨晩の天気予報で週末の最高気温が24℃と26℃ってのを見ました。見間違いかと思ったけど、確かに 晴れ
ドイツは今週末いきなり夏日になるようです。マジか?!

ここしばらくドイツのテレビニュースは見たくなかったので、主にネットで ニュース Nachrichten をチェックしていたのですが、
昨晩あたりからまた日本の原発関連が トップニュース die Spitzenmeldung / Top-News 扱いに。
ドイツはリビア攻撃のNATO軍から撤退したこともあって、再び一番の危機が日本の原発問題になってしまったよう。
日本からドイツへの 輸入 der Import 食品はかなり少ないのだけど、今度はそれを心配しております。
 ※ドイツ連邦食料・農業・消費者保護省 Bundesministerium für Ernährung, Landwirtschaft und. Verbraucherschutz は、
   日本からの輸入食品について 残留放射能 die Reststrahlung の検査を強化したことを明らかにしている

今朝のn-tv(ニュース専門番組)では原発に関する深刻な問題を取り上げた後、以前のように日本の天気&風向き予報を流してました。

ネットでは 週刊誌 das WochenmagazinDer Spiegel(デア・シュピーゲル:鏡)Stern(シュテルン:星)
日刊新聞 die TageszeitungDie Welt で主にニュースをチェックしています。
震災後数日間は【Japan】だったトップニュースの項目(タグ名?)が今では【Fukushima】となっており、
『Der Spiege』では【Libyen(リビア)】を抜いて【Fukushima】が再び前方に来てます。(それだけ重要ニュースって扱い!)
記事を読まなくてもトップページの写真などだけで、どの程度何が注目されているかがわかると思います。

今年はお花見宴会どころではないですね。 そんな気分になれないよな...
被災地 das Katastrophengebiet のことを思えば自分達だけ...」 という今の
          日本の 自粛 die Selbstdisziplin / Selbstkontrolle ムードは日本独特のものなのか旦那に聞いてみました。
ドイツでは有り得ないだろう、って。 被災者の方に深く 同情 dasMitleid し共に悲しみ、その気持ちを日本人の数倍も表に出すドイツ人ですが
(日本人が感情をあまりに表に出さないから何を考えているかわからない、とよく言われています)
だからといって自分たちの行うこと・現実はまったく別物ときっちり分けている感じです。 
”なぜ皆一緒じゃならないといけないの?それはそれ、これはこれ!” って超個人主義の国では考えるのでしょう。
企業広告の自粛(高い提供料を払っているが、流す CM der Werbespot /die Werbung は自社のものではなくAC広告)
     なんてのもドイツにはないっぽい。 あんだけ流れていたビールや車のCMは震災後皆無ですよね。

2002年に発売されたタカラトミーのマイクロペット(人口知能搭載の賢いプチペット)をドイツに持ってきていました。          
当時は イヌ der Hundネコ die Katzeクマ der Bär の計12種類でしたが、
          今は ウサギ der Haseリス das Eichhörnchen も追加されたようです。
特定の名前を呼んだあとに「ゴー」「グールグル」 などと決まった言葉をかけて遊ぶのですが、肝心の名前を忘れてしまった!
調べていたら、このマイクロペット用に ペーパークラフト die Papierhandarbeit / der Kartonmodellbau
                    ハウスを見つけたので、作ってみることに。(でもまだ名前は不明っす)

外出する気にもならないし、家に居ても日本のことが気になって落ち着かないのでコタツ猫と キリン die Giraffe も作ってみました。
作業に集中できて、良い気分転換になること間違いなし! 皆さんも作ってみてくださ~い ウインク
 ※面白いペーパークラフトが満載 CanonYAMAHA
     
 ↑ スイーツハウスとログハウス                本物のコタツの上にコタツ猫を置いてみた ↑
 
  ↑ これらのパーツを組み合わせてキリンが完成! キリンコレクターのミヒャ(旦那の同僚)のお誕生日プレゼントにするのだぁ~ ↑
今年の日本の die Kirschblüte はすごく綺麗でとても切ない格別なものでしょう...  
     ひさかたの 光のどけき 春の日に 静心なく 花の散るらむ

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2011年3月28日

春の訪れ2011

Filed under: ●自然の恵み der Segen der Natur — ドイツ友 @ 23:19

本日、東京では 桜の開花宣言
        die Bekanntgabe, dass die Kirschen in Blüte stehen
が出ましたね。
これは久々に明るいニュースだぁ~ 爆笑
こちらでは昨日から 夏時間 die Sommerzeit になりました。 未だに慣れませぬ...
 冬時間 die Winterzeit夏時間 : 午前2時で1時間早める(3時にする)
そして 白樺(シラカンバ / シラカバ) die Birke 樹液 der Pflanzensaft の季節になりました!
 ※成分などは昨年書きました → 白樺樹液
日当たりがよく、ほどよく太い白樺の木を探して森の中へ。
一昨日仕込んで、昨日回収に行きました。 貴重な樹液は冷やしてそのまま頂きました!
  
                         ↑ ドリルで穴をあける          ↑ まさに自然の恵み!
    
  ↑ 2本の樹から250ccだけ           ↑ 蜜蝋を溶かして、木材と一緒に穴をふさぐ ↑

「東京 (= 日本)が危ない」 と思っている方は残念ながらまだいるようです。 
ドイツでは日本よりも遥かに多くの人が マスコミ die Massenkommunikation / das Massenmedium
                    信用していないのですが、それでも今回はかなりの影響をもたらしました。 恐ろしいです!
この記事を読むと、海外(特に米英)でどのように報道されていたかがわかりますよ。 → 外国メディアも混乱しまくった大惨事 

ラムサール / ラームサル Ramsarカスピ海 Kaspisches Meer 沿岸に位置するイランの一大温泉リゾート地として有名です。
世界で最も(温泉から発する)自然 放射線 radioaktive Strahlung が集中する場所で、
                    年間1人あたりの被照射線量は0.26Sv/yr(=260mSv=260000μSv/yr)。
1時間あたりになおすと約30μSv/hという非常に高い数値なのですが、ここで癌になる人が多いかって言うと、他の地域と全く変わらないそうですよ。
 → 何を言いたいかっていうと ”東京は安全だ!” ってことです。
 ※3月28日、新宿の放射能値は 0.113μSv/h (ラムサールの約1/265の値)
 ※都道府県別環境放射能水準調査結果  ※Tokyo Roppongi Radiation 六本木の放射線/放射能
 

毎日このような 記事 der Artikel が出てますね。 痛すぎます...
何とかこの スペシャリスト der Spezialist 達の環境を改善できないものか...
彼らの命と技術あってこその 復興 der Wiederaufbau だから。 早く家族の元に安全で帰れることを願ってます!
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  ● 1日「非常食2食」しか摂取できないという劣悪な環境下で事故の収束に向けて、命がけで作業を続けている原発作業員
  ● 「亡くなっていたとしても一人でも多く、ご家族のもとにお戻ししたい」と最悪な海中での捜索を続ける海上保安庁の「特殊救難隊」
  ● 両親不明も「被災者である前に原発職員」
  ● 「わが身は顧みず、何ごとも被災者第一」の自衛隊
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          ”今話題の九州新幹線CM” です。「日本はきっと大丈夫!」と思わせてくれますよ ↓

2011年3月26日

マスク

Filed under: ●その他 und so weiter — ドイツ友 @ 10:30

昨日、帰宅した旦那に 作業員 der Arbeiter の3人が被曝したけど、
                    一部の海外メディアは死亡したとか報道するんだろう
(悲) と話したら、
(電子辞書の “被爆する sich radioaktiven Strahlen aussetzen” を見せて説明)
「今日ラジオで”作業員2人が死亡した”って言ってたぞ(怒) ってー 
こういう敏感な時にそういう偽情報は勘弁してください!!!
「ドイツまで 放射性物質 radioaktives Material が飛んできたら、どうしたらよいの?」 と薬局に相談に来る人がいるってのにー
(そういう困ったさんに薬局では ヨードタブレット die Jodtablette を出してるそうです)

千葉市にある放射線医学総合研究所の緊急被ばく医療研究センター長は
「2人は食欲もあり、日常生活は全く不自由ない。3人とも週明けまでには退院できると思う」 と話したそうです。(NHK情報)

日本の映像を見ると、マスク die Mundmaske / der Mundschutz をしている人がとても多いです。
それが 「タダごとじゃない!大変なことになっている!」
                              と更に深刻な印象を与えているのでは?と思います。
放射性物質への恐怖からではなく、100%近くの人が花粉症か風邪予防でしょう。
しかーし海外ではそれこそ 「放射能が?!」 と思われてしまいます。
← 旦那のお気に入り、ダイソーで買ったマスク

『東京原発』という2004年公開の 映画 der Film を見ました。
「東京都に 原発 das Atomkraftwerk を誘致する!」 と都知事が突然言い出して...
          という内容なので少しためらいはありましたが、敢えてこのタイミングで見ました。
感想は「なんでこの映画を今まで知らなかったんだ?もっと早く見ておけば良かった。」 です。
そしてもっと多くの人が見ていて、少しでも原発や 電気 der Strom について考えていれば...とも思いました。
この映画って話題になりましたっけ? 主演 der Hauptdarsteller
                    (/女性 die Hauptdarstellerin) の役所広司さんを始め、演技派揃いなんですが。

その中の 台詞 der Rollentext です ↓
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  「(原発のある福島や新潟では東京の電気を作っている、)そのために美しい自然の景観がどれだけ失われていると思ってるんだ?
  巨大なコンクリートの建物が海岸の景観を壊し、無数の鉄塔や送電線は山々の眺望を台無しにしている。」

  「それだけの自然環境を東京の人間が湯水のように電気を使うためだけに犠牲にしているんだ。」

  「あいつら(中央官僚達)が勧める原発を目の前(日比谷公園)に建ててやるんだ!」

  「原発を支持する人間は都会に多いのに、何で環境破壊する地方にばかり建てるんだ?海の側の条件なら東京にだって海はあるぞ。」

  「個人が背負う命のリスクは同じじゃないのか?5千人の村でも1千万以上の大都市でも
            そこに住んでいる住民1人1人にとって背負う命のリスクは同じだろう、と言ってるんだ。
  日本で一番電気を浪費して、その恩恵を授かっている東京都民が
                      そのリスクを負わずに原発をよその土地に押しつけといていいのか?」

  「国の政策を傍観しているのは、賛成しているのと同じことです。この国の人間はそれに気付いていない。
  それが地方のわずかな反対者と一億人の傍観者を生んでいる。特に原発誘致など別世界の話だと思っている東京都民は無関心です。」

  新エネルギーの開発予算について
  「日本の技術者がいくら優秀でも資金も人材も国をあげて全力で取り組んできた欧米にかなうわけはないだろう!」
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”都民”と言っていますが、これは近隣県民にもあてはまります。
私達が普段何気に使っている電気のために犠牲になっているものがあることを忘れていました!
用いられている数値は間違いもあるようですが、勉強になります。 そして思いっきり考えさせられました。
 ※映画「東京原発」にみられる間違い  

本日ドイツでは 大規模な原発反対デモ Anti-Atom-Großdemonstrationen
                              ベルリン、ハンブルク、ケルン、ミュンヘンの大都市で行われるそうです。
命がけで戦っている人がいる大変なこの時期に 「Fukushimaから学ぶ」 って? そこに疑問があるので私は参加しません。

2011年3月23日

うつくしま

Filed under: ●その他 und so weiter — ドイツ友 @ 09:08

20日未明(日本時間)米英仏を中心とする 多国籍軍 multinationale Truppen
リビア Libyen への攻撃を開始して以来、日本のニュースの扱いは小さくなりました。 
おおげさな原発事故報道後、人々の意識がリビアへ移ってしまったため 「日本は危険!」 と思い込んでしまったままの人が少なくないように感じます。
義母も 「日本の家族をドイツへ呼びなさい!あの部屋を使ってもらって!」 と言っています。
「外国の報道が 大げさに言っている übertrieben、誤りが多い。首都圏は大丈夫です。」 と説明したけど、納得していない様子。
(旦那に科学の分野から理論的に詳しく説明してほしかったけど、仕事で不在だったもので...)
残念ながらこれはドイツだけでなく多くの国で同じ現象のようです。 フランスやイタリアの方が酷いかも?

そして益々盛んになるドイツ国内の
   原発反対デモ Demonstration gegen Atomkraft
今では 【FUKUSHIMA】 が彼らの 合言葉 das Motto になっているようです。
原発反対、良いでしょう! 安全な代替 エネルギー die Energie があるなら、
                   誰だってそんな危険なものはない方が良いに決まってますよ。
でもフクシマの名前は使わないでほしい... そんな形で福島の名を汚さないでほしい!
”誰も予測しえなかった大地震によって起こった巨大津波によるものである”、
っていう事実がどこかへ行ってしまい、単なる原発事故として反対運動に使われている
      (+ 選挙活動に利用されている : 緑の党)ようで心が痛いのは私だけでしょうか?

    ↑ 原発反対デモのプラカードとポスター ↑
     Fukushima ist überall (至る所がフクシマだ → どこもが原発事故の危険があってフクシマのように危ない!原発反対!)
     FUKUSHIMA MAHNT : ALLES AKWS ABSCHALTEN (福島は警告する。すべての原発を停止せよ!)

そんな中、日本人の das Gemüt / Gefühl / Herz をちゃんと理解しているドイツの方もいます。 LOVE
 『週刊経済』編集長 Roland Tichyさんのメッセージ : ドイツ語オリジナル日本語訳

悪くない意味で使われている FUKUSHIMA、福島原発の現場で命がけで働いている作業員さんたちを 『Fukushima50』 と呼んでいます。
アメリカだけでなくドイツでも彼らは 英雄 der Held です。(50 Helden)  
 ※ドイツ語では フクシマ フュンフツィヒ、15日の4号機の爆発による退避で一時的に50人が残ったので”50”という数値が使われている

海外メディアが好んで使いそうだな...と思ったらやはりありました、”KAMIKAZE”。
     20 Kamikaze gegen die Höllenmaschine Fukushima
     Kamikaze-Einsatz im Zentrum des Nuklear-Desasters
     Kamikaze-Einsatz für die Techniker
 なんてのがネットニュースに並んでます。
現在、東電、東電工業、原子炉 der Kernreaktor メーカーの東芝、日立、鹿島、関電工や
                    それらの関係会社など300~500人が現場で作業に携わっているそうです。
そのうち原子炉冷却に不可欠な電源の復旧作業ができるのは技術を持つ70人程度で、
高レベルの 放射線 radioaktive Strahlung を長時間浴びるのを避けるため、20人くらいずつ順番に作業せざるを得ない状況。
大変過ぎるぅ~ 皆さんが一日も早く家族のもとで普通の生活が送れることを祈っています!

私達は今まで福島原発の 恩恵 die Gnade / Wohltat を存分に受け続けてきたんですよね.....
そして地元にないからといって原発問題に 無関心 das Desinteresse / die Gleichgültigkeit でした。
地震、津波、原発、風評被害...負けるな うつくしま、ふくしま! みんなで支援しましょう!!!

                    枝野さんって東北大出身なんですね... ↓


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この『うつくしま』を見て「ドイツ人は何と冷淡なんだ!」と誤解された方がいるようですので補足を。
「日本人を助けよう」とか「日本の(将来の?)ために」などと本気で思って、この原発デモに参加された方もいると思います。
私からすればそれは少し誤った考え方で、【Fukushima】を利用した若干の政治家達に憤りを感じますが、
この原発デモには日本人も参加しています。日本人同士でも受け止め方は人それぞれ違うようです。
それにこのデモには24万人が参加したと報道されていますが、その参加者の意見がイコールドイツ人の意見ではありません。
ドイツを含め、海外ではヒステリック過ぎる報道が様々な悪影響を及ぼしていることが残念です。
しかしきちんと理解している外国人(ドイツ人)もいます。文中のRoland Tichyさんのメッセージ(日本語訳)を読んでください!

他の日も見ていただくと誤解が解けるかもしれません。
ドイツでは毎日各地で”日本のために”チャリティーコンサートが開かれており、”義援金は世界で一番集まっているのでは”と思えるくらい、
本当に多くの方が”日本のために”少なくないお金を募金してくれています。
私はドイツ人の優しさに救われています。
そして福島からの避難の受け入れはドイツでも既に始まっています。(TVで福島から来たという少年2人が英語でインタビューを受けていました)

そして福島と交流のある小さな街でも長期的な支援を考えてくれていますよ。 ※シュタットベルゲンのホームステイ・プロジェクト
          音楽I love you & I need you ふくしま」 by 猪苗代湖ズ

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