ドイツ友

2012年3月31日

ボトルメール

Filed under: ●その他 und so weiter — ドイツ友 @ 08:11

郡都での買い物の帰り道、ちょっと遠回りしたら、京都の 『伊勢の舟屋』 のような半分 der See に沈んだような建物(ボート置場)を発見!
伊勢の舟屋を初めてテレビで見た時は、「地震や津波は大丈夫?」って心配になりましたが...
 
      ↑ 真冬に湖が凍った時はボートの一緒に凍る? ↑

オーデル川 die Oder 沿いを散歩していたら、ボトルメール die Flaschenpost を発見!
ドイツ&川でもこんなことする人いるんだぁ~ なんとなく海のイメージがあるんですけどねー
持ち帰らず、見つけた場所に戻しちゃいました。 電話番号が書いてあったけど、けっこう近く(ベルリン郊外)っぽい。
   


                ↑ オーデル川沿いの家々、洪水 Hochwasser の心配ないのかな...? ↑

2012年3月27日

ドイツでお弁当_2

ドイツでお弁当_1

うちのドイツ人は現在 シフト勤務 die Schichtarbeit をしています。
4月中旬から職種が若干変わるので、普通の 日勤 die Tagschicht になるんですけどね。
ドイツでは、単純に同じお給料で勤務体制が違う場合、日勤よりもシフト勤務の方が手取りが多いそうです。
それは支払う税金の率が違うから。 日勤だと日本より遙かに高率の税金が引かれちゃいます... 
(日本だと深夜や休日出勤は”プラスα”だけど、ドイツでは”マイナス(税金)が少ない”という感じ)

周りでもシフト勤務の人がわんさかいるので(日本よりドイツの方がシフト勤務人口が多いと思われる)、
日中でもスーパーなどで働き盛りの男性が必ず複数います。 日本じゃあまり見かけませんよね~
お役所周りや病院の 付添い der Begleiter など、休暇を取らなくても可能なので私的には助かるけど
やはり健康面では問題が多いでしょう。 睡眠時間や食事も 不規則に unregelmäßig なっちゃうしー
明らかに彼の場合はこの勤務体制で体重が激増しちゃったしー (昔は”痩せすぎ”だったらしい)
遅番 die Spätschicht の日は 昼食 das Mittagessen を食べてから仕事に行きます。 
以前は帰宅後の22時頃一緒に 夕食 das Abendessen を食べてたけど、私は待てずに間食というよりも食事をしてしまい、
1日4食&食後に入浴して就寝 → 翌日胃がもたれる... 
おそらく旦那も職場で何かつまんでいるでしょう。それも甘くてカロリーが高い物の可能性大!
これは良くない!ので、夕飯として旦那に お弁当 das O-Bentō を持たせるようにしました。
ドイツでお弁当、って言ったら、パンに何か挟んだだけや   
バナナや洋梨などの 果物 das Obst をそのまま持っていく、って感じの簡単な物。  
うさぎ林檎どころか、水洗いもせずに皮ごとがっつりいきますよ。
数種類の品を彩りよく詰めた O-Bentō は周りの同僚から羨ましがられるそうですわ LOVE
毎日作るのは大変だけど、たまにだったら楽しいですなっ 爆笑
← ピカチュウみかんもお弁当に (微妙に似てない?!)

この 『Bento und mehr』 は日本のお弁当作りにはまっているドイツ人のブログです。
クッキーを詰めたりして、日本人的発想と違ってる部分が面白い!


      ↑ 100均で様々なお弁当グッズを買って、ドイツに持ってきた(これらのアイテムがないとね) ↑

    
↑ お弁当の必須アイテム、キティーちゃんの ↑    ↑ スープーが冷めなくて便利な     ↑ ふりかけも多種類持ってきた
  卵焼きパンは100均で500円で購入          フードジャー

2012年3月25日

ドイツの賃貸住宅_1

Filed under: ●ドイツ文化 die deutsche Kultur — ドイツ友 @ 13:49

実は我が家、 引越し der Umzug / das Umziehen の予定がありまして
                先日候補の 賃貸住宅 das Miethaus を見てきました。

全部で6軒を見せてもらったのですが、最初から候補は最後の2軒。
残り4軒は「14時まで時間があるから、どんなもんか見物してみよう!」的な冷やかし要素もあり。
(決めた物件と比べてしまうと、このバルコニー無しの4軒は「こりゃないな」(←今思うと)って感じだけど、
               これらしか物件が選べなかったら、そのどこかに移ることになったでしょう...)

この 住宅 die Wohnung 探しに私は関与せず、旦那がインターネットであれこれ検索してました。
首都圏で一人暮らしをしたことのある私が探しちゃうと
「この部屋数でこの 家賃 die Miete なんて安いジャン!」ってな具合で予算オーバーになっちゃうもん イヤミ


ドイツで賃貸住宅を探すには
  ①現地の 不動産屋 der Immobilienmakler に問い合わせる   ②現地の新聞広告、インターネットで探す
  ③直後の入居者 der Nachmieter を探している人を知人等に紹介してもらう
 というのが一般的。

家賃は、家賃のみの 純家賃 die Kaltmiete管理費込みの家賃 die Warmmiete の2つに大別されます。
直訳しちゃうと、”冷たい家賃”と”暖かい家賃”。
管理費 / 雑費 / 共益費 Nebenkosten(NK) には、階段・廊下・建物前の道路など共有スペースの電気代や掃除代、
                          水道代、下水道費、ゴミ回収費用、土地税、煙突掃除などが通常含まれています。
電気代 die Stromrechnung などの高熱費は大抵別払いで、暖房費 Heizkosten も含まれていない場合があります。

地下の物置部屋 der Keller は家賃(管理費?)に含まれているけど、
ガレージ die Garage (車を駐車している人もいるけど、多くの人が物置小屋として使っているよう)を借りる場合は別料金になります。
駐車場 der Parkplatz は無料で使えることがほとんどのようですが、
センサーで制御している場合などは、センサーキー代の支払いがあるとか(最後に見た物件はそうらしい)。
単純に費用だけで比較せず、何が管理費に含まれているかチェックする必要がありますよ ひらめき

この管理費を一定額支払っているからと言って、”水や暖房が使い放題!”というわけでは決してありませぬ。
年に1度、実際に使用した料金とこれまでに払った額の比較が行われて調整されます。
日本の生活と同じく毎日 入浴 das Baden をして、ガンガンすすぎに水を使っていたら、
かなりの額の追徴金が来ちゃうのです。 実際我が家は毎年追徴金を支払っております...困った
                  2人ともお風呂大好き人間なので仕方がないのだぁ~
                  (日本人家族は多額の追徴金、ドイツ人家族は返金される、というのが定説)

学生や短期滞在者向けに 家具つき möbliert の物件もありますが、
賃貸住宅には 家具 das Möbel、備品など一切付いてないのが普通です。
全て持って行くか、新たに購入する必要があります。
 ※地域によってはキッチンの流し台や レンジ der Herd
  (上がガスコンロや電磁調理器になっていて、下がオーブン) が必ず備え付けだったりする

不動産屋を通した場合は、純家賃2~3か月分の 仲介手数料 die Provision を支払わないといけません。
この手数料は税金も上乗せだとか (痛っ!) ※手数料が無料の場合もあり
そして礼金はありませんが、敷金 / 保証金 die Kaution も純家賃2~3か月分が相場のよう。
この敷金は住居を引き払う際に利子をつけて返還されますが、
          修築費 Renovierungskosten や清掃代等がひかれちゃう場合が多いとか。

住居が決まったら、管理人 der Hausmeister賃貸契約 der Mietvertrag を交わします。
この契約書には 解約 die Kündigung などについて細かく書かれているので、
          ちゃんと内容を確認してから署名しないといけません。(もちろん旦那のお仕事)

結局最後から2番目の物件(家賃は一番高いが、新品の便器で一番綺麗だった)に決めました。
旦那は家賃が安くて、レンジ付きで、近隣住民がやたら親切な最後の物件にこだわってましたが
          私がこの黒い絨毯 ↓ がどうしても気に入らなくて... (新しいとはいえ、多くの人が靴で踏んでるわけだしー)
 
      ↑ リビング Wohnzimmer ↑        子供部屋Kinderzimmer ↑  ↑ 玄関 Eingang は階段に向かって
                               我が家の場合は 実験室 Labor     正面ではなく両脇にある場合が多い

 
 ↑ キッチン Küche、最後の物件のみ                  ↑ バスルーム Badezimmer、もちろん即却下だが
         リビングとつながったアメリカ式でレンジ付き ↑             バスタブなしでシャワーのみの物件もあり ↑

 
 ↑ 外に物置がある場合は稀                         ↑ 地下に共有の洗濯物干場、
        たいていは地下に 物置部屋 Keller がある ↑      乾燥室 Trockenraum がある場合もある

↑ これらの写真は引っ越し先以外の物件です。 掲載情報や写真だけではわからないことばかり。
  実際に現地で自分たちの目で確認して納得して選ばないと。 ドイツでも引っ越しは大変だ。。。

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